徹底解説!家族信託を自分でやると費用はいくらかかる?
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家族信託を自分でやる場合の費用
家族信託を自分でやる場合には、専門家等の費用(報酬)は掛からず、次の費用が掛かるのみとなります。なお、公正証書によることを前提とします。
小見出し1 資料取得費用
登記簿謄本や戸籍資料、住民票、印鑑証明書等。
小見出し2 公証役場費用
公正証書作成のために必要となる費用。信託財産の額や契約書ページ数により変動します。
小見出し3 登録免許税(信託登記)
信託契約に伴い必要となる登記手続きに掛かる費用。固定資産税評価額を基準に、
土地価額の0.3%、建物価額の0.4%の金額となります。
なお、信託登記の前提として、住所変更や抵当権抹消の登記が必要となることがあ
るのですが、これらの場合には、不動産の個数×1,000円の登録免許税が別途必要
です。
小見出し4 信託口座開設費用
信託口座を開設する際に、開設先金融機関に徴収される費用です。
金融機関によりその金額は異なり、把握している範囲では、無料のところ、5万のところ、10万円のところとございます。(消費税別)